７日目 （6/22） 荷物はどこへ？

貴重な思い出を作ったガーデンハウスホテルを7時にチェックアウト。通勤の市民がたくさん歩いているルサカ市街を走り抜けて一路空港に向かう。この空港も首都の国際空港とは思えない小ぢんまりした所で、フライトの便もそう多くはなさそうである。しかし今日ばかりは日食帰りの団体で大混雑。「こんな人が押し寄せたのはザンビア始まって以来だろうな。」という声も聞こえる。
結局我々は後から出る臨時便に乗ることになり、ルサカ発は定刻2時間以上遅れの11時35分。1時間足らずでハラレに着くと大急ぎでヨハネスブルク行きに乗り換える。どちらもジンバブエ航空同士のため待ってくれていたが、なんとここでオーバーブッキング発生！添乗員の判断で協栄ツアーの一部がハラレに残されることになってしまった。

その他のツアーはなんとか乗り込めたが、ヨハネスに着いてからまた一波乱あった。星ナビツアー参加者の荷物がいつまでたっても出てこない。もちろん私をそのうちの一人。どうもハラレで手違いになって置き去りにされたらしい。
ここで添乗員氏が流暢な英語で航空会社とテキパキと交渉し、明日運んでくるということで話がついた。ツアーの便利さを実感するとともに、アフリカという不便な土地でよくやってくれた添乗員には心から感謝した。

これで荷物の問題はけりがついたので、夕方空港を出てバスでホテルに向かう。窓の外を見れば片側3車線のハイウェーをきれいな車がガンガン走り、ザンビアから来たらここはものすごい大都会に感じられる。
そして、郊外のサントンにあるホテルに到着。この辺りには、世界一治安が悪いと言われるヨハネスブルク市内を避けて移ってきた高級ホテルや店舗が林立していて、隣にはおしゃれなショッピングセンターが建っている。
アフリカ最後の夜は食事なしのため、何人かでそのショッピングセンターに繰り出してみる。迷うほど広いセンターの客の多くは白人で、この中にいると欧米に来ているようだ。値段も高く、我々が入った日本食レストランでは幕の内セットが118ランド（1900円ほど）もする。しかし高いだけあって、味も日本とあまり変わらないし、日本人店員もいる。