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今日はここからカッパドキアまで、約800kmの道のりを移動しつつ観光もするという、超ハードスケジュール。「こんなんトルコのツアーやったら普通やでー」と言う人もいたが、詰め込みパックツアーの苦しいところである。したがって、起床は何と4:45。しかもこれはインチキ時間（DSTともいう）なので実質上は3:45になる。当然真っ暗だ。
そんな非常識な時間でも一応朝食は用意してくれ、6時にバスは一路東を目指して出発。ほどなく緑の少ない乾燥した大地に変わり、どこまでも続く麦畑が波打っている。途中急な岩山を突っ切る所もあって楽しい。
昼ごろコンヤに到着。メブラーナ（イスラム神秘主義者）の霊廟を見学。隣のモスクから礼拝を呼びかけるエザーンが聞こえてくると、遠い所へ来てるなあという感じがする。そそくさとコンヤを後にして、次は砂漠のような広漠とした盆地をえんえんと走る。うんざりしてきた頃にやっとカッパドキアに入り、隠れキリシタンも住んでいた地下都市を見学。軟らかい凝灰岩を掘ってできた地下都市は縦横に広がり、複雑に枝分かれしていておもしろい。ガイドについて歩くのは少し物足りず、自分でRPGか八ツ墓村みたいに歩き回ってみたくなった。
これで大移動の一日も終わり、リゾートらしくさわやかな感じのホテルに入って体を休める。高地にあるので夜はとても涼しい。
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