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朝食の後はまず遊覧船でバイカル湖観光。対岸がかすかに望めるスケールの大きさは、日本人の感覚では湖というより瀬戸内海のような感じ。湖岸はずっと切り立った崖で、周囲はタイガに覆われている。湖畔の村、リストビヤンカも少し散策。酷寒の地ながら、粗末な木造住宅が多いのに驚く。
ホテルに戻ってバイカル湖特産の魚、オームリずくしの昼食（塩づけは臭いとくせが強いが、フリッター揚げのようなものはうまい。）を食べ、今度はホテルの裏山に登り、原生林の山並みの間に開けた鏡のような湖の展望を楽しむ。
そして夕食は野外でゆっくり時間をかけてバーベキュー。ユーリヤからロシアについての話を聞いたり、有意義な時間を過ごす。ここは緯度が高く、しかも夏時間のせいで日本との時差がなくなっているため、23時になってようやく暗くなってきて、時間と明るさのギャップに戸惑った。
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