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| ニューメキシコ州ソコロ(Socorro)の西、人跡稀なサンアグスティン(San Agustin)の平原の中に、忽然と現れるパラボラアンテナの群れ。これがVLA（超大型電波干渉計）と呼ばれる電波望遠鏡で、複数のアンテナを組み合わせることで高分解能を得る仕組みになっている。 パラボラアンテナの数は27基あり、それらが同じ方向を向いて整然と並んでいる光景は、どこか現実離れした独特の雰囲気が感じられる。そのため、ドライブ途中に立ち寄る旅行者も多く、中心付近にビジターセンターが建てられ、パラボラアンテナの原理が体験できる小型のアンテナが一組置かれていたりする。 （2013.2撮影、2枚目はD） |
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| 各アンテナの直径は25ｍもあるので、近くから見上げるとその大きさに圧倒される。 （2013.2撮影） |
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| VLAでは観測目的によってアンテナの配置を変えることがあり、一辺21kmもある線に沿ってアンテナを移動させるための線路が敷かれている。複線というのが豪勢であり、鉄道ファンとしては、移動シーンもさぞかし壮観なものだろうと思うし、あれほどの重量物を動かす車輌はどんなものか興味があるが、残念ながら走行場面はもちろん、車輌自体もどこに保管しているのか全く見ることができなかった。 （2013.2撮影） |
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