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| 19世紀後半、銀鉱の発見により突然誕生したトゥームストーンの町は急速に発展していったが、1881、1882年と連続して起こった大火で木造家屋は大被害を受け、銀鉱の水没と枯渇が後押しして衰退、20世紀前半にはゴーストタウンのような状態であった。 そのためこの町には西部開拓時代の町並みがそのまま残ることになり、現在は多くの観光客で賑わっている。 街の中心部はきれいに改装された木造のショップハウスが並び、サルーンや土産物屋として使用されている。また、観光気分を盛り上げるため馬車が走り、当時のカウボーイやガンマンの格好をした男達が観光客の記念撮影に応じている。 （2013.2撮影、D） |
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| トゥームストーンで一際目立つ立派な建物が、旧コチーズ郡裁判所である。1883年に建てられたこの建物は、郡庁移転後空家となっていたが、修復のうえ1959年から歴史博物館として公開されている。 ちなみに、アメリカの小さな町や村では、裁判所がその土地一番の立派な建物である例が良く見られる。これがラテンアメリカなら間違いなく教会であるし、オーストラリアでは監獄であることが多い。 （2013.2撮影） 撮影ガイド ： 正面は北向きのため、終日逆光。 |
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| 街の西にあるブートヒル墓地。1878年から1884年頃までトゥームストーンの墓地として使われた。当時は木製の墓標に死者のブーツを引っ掛けて供養してことからその名前がついたと伝えられる。 町が廃れていくとともにこの墓地も次第に忘れられていったが、後に町の有志たちの手で調査と修復が行われた。 また、この墓地はOKコラルの銃撃戦で射殺されたクラントン一味の三人も埋葬されている。その他の墓碑にも「murdered」や「shot」といった文字が並び、暴力事件が絶えなかった物騒な様子が偲ばれる。 （2013.2撮影） |
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