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| デスバレーの南部、平らな盆地の底に広がる悪魔のゴルフコース(Devil's Golf Course)。ここは約2000年前に干上がった浅い湖の跡で、厚く堆積した塩の層の表面が泥と交じり合い、足の踏み場もない複雑な凹凸を形成して見るからに不毛な大地が広がっている。 ただでさえ地球離れした風景であるところ、こんなひどい土地では悪魔しかゴルフできないだろうという発想豊かなネーミングが、この奇観を一層引き立てている。 （2006.5撮影） |
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| 海抜-85ｍ、デスバレーの最低点にあるバッドウォーター。南北アメリカ大陸の最低点でもあるここには一面に真っ白な塩の平原が続き、まるで雪原のような美しい光景が広がっている。 氷期にはここから悪魔のゴルフコースにかけて湖があり、それが乾燥化で干上がる際に最後まで水が残ったのがここで、今でもわずかに水がたまっている場所がある。ただし、当然ながら塩分濃度が非常に高く、とても飲み水にできないため悪い水と名づけられたわけである。 （2006.5撮影） |
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