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カラクムル (Calakmul) |
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カラクムル (Calakmul) |
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| カラクムルの中心部にある13号建造物。この付近はアクロポリスと呼ばれ、平らな広場の周りに正面に階段をもつ中規模の建造物が建ち並んでいる。 アクロポリスの建造物はたいてい正面の階段下にステラと呼ばれるマヤ文字が刻まれた石碑が立ち、上部に石造りの居室があるなど、似通った構造をしている。 上の13号建造物はアクロポリスでは最も高く、適度に修復されているため、白い石灰岩が青空に映えて美しく、階段面に残された数本の高木が遺跡らしさを高めている。 マヤ遺跡の中で最大級の大きさを誇るカラクムルだが、人里離れた密林に1000年ほど放置され、近年ようやく本格的な調査の手が入ったところであるので、手軽に見学できる部分は限られている。そして密林内は遠くまで見通すことができず、迷いやすい。 旅行ガイドにも詳しい地図が載っていなかったので、私は最も高くて立派な2号建造物と呼ばれる大ピラミッドの存在に気づかず、見落としてしまった。 （2005.12撮影） 撮影ガイド：この遺跡は密林の中にあるため、どこも日当たりがよくないうえ、樹木が邪魔して引きのある構図が撮れない。きれいに撮れるものは限られている。上の13号建造物は南向きなので比較的写真写りがいい方だ。その他、私は行きそびれたが、建造物2と呼ばれる高いピラミッドの頂上からは一面に広がる緑の樹海の展望が素晴らしいそうである。 北緯18度06分02秒 西経89度48分40秒 |