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いよいよ長いようで短い旅行も終わりだ。帰国の便は10時半出発予定なので朝早く空港に到着して待つ。
ところがいつまでたっても手続きが始まらず、ユーリヤのロシアでは飛行機はよくキャンセルが出るという言葉に、今日までしか休暇のない我々はどんどん不安になってくる。ほんまに飛ぶんかいなとあせっていた12時になって、やっと搭乗開始のアナウンスがあったと知らせてくれる。そしてユーリヤと別れて出国。複葉機がいまだに現役で飛んでるのを見てびっくりしつつ、往路と同じツポレフに乗り込む。
離陸したのはなんと14時50分というひどさで、新潟に帰ってきたのは日も沈んだ19時10分。東京の友人２人は新幹線があるのでいいが、私は伊丹行の国内線に完全に間に合わず、慌てて駅で寝台券を買って「きたぐに」で帰る。翌朝自宅には荷物を置いただけであわただしく出勤。旅行の疲れをいやす暇もなかった。
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