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ウルル (Uluru) |
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ウルル (Uluru) |
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| 夕日に赤く映えるウルルを眺めるサンセットポイントに対し、朝日を受けて輝くのを眺めるサンライズポイントがその反対側にある。 しかし、こちらはウルルに近すぎて全景が見られないうえ、その形も西側から見られるような均整の取れたものと異なり、のっぺりと広がっている。そのために地味な印象がある。 その代わり、こちら側には横から見たドクロのような模様など、距離が近い分ウルルのディテールがよくわかり、サンセットポイントとはまた違った面白みがある。 （2007.8 撮影） |
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| ウルルの登り口は西側にあり、鼻のようにちょっと出っ張った部分を利用して登り始める。 サンセットポイントから見るとわかりやすいが、この岩は上部がなだらかで、下部が切り立った崖のようになっている。よって初めの三分の一は非常に急な斜面で、鎖に掴まって慎重に登り下りすることになる。 （2007.8 撮影） |
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| 初めの難所を過ぎると傾斜は緩くなり、鎖が尽きた先は所々に描かれた白いマーカーが目印となる。このあたり、ようやく一息ついて周りの景色を楽しんだりする余裕も出てくる。途中の岩肌は結構凹凸が多く、越えるのが面倒くさいが、よく見れば面白い形をしている。 （2007.8 撮影） |
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| 頂上近くまで登ると起伏はほとんどなくなり、遮るもののない大展望が360°広がっている。 真っ青な空の下、見渡す限り潅木の生える荒野が続き、都市はおろか、道路以外人工物は何も見えない。すさまじいまでに人口希薄なアウトバックの一端を垣間見られる。 地平線を眺めていると、西側にカタジュタの岩山群がその特徴ある凹凸を見せている。しかしそれ以外の山は、はるか遠方にうっすら霞んで見えるだけで、ウルルとカタジュタがポツンを兄弟のように荒野に取り残されているような気配である。 （2007.8 撮影） |