 |
| 奈良市（旧奈良市） 明治31(1898)年５月11日開業 駅舎の向き ： 北東（夏の朝順光） 駅前広場 ： わりと広いスペースがあるが、入口間際を除いて駐車される恐れあり。建っている向きの関係もあり、早朝の訪問を勧める。 |
| 「きょうばて」と読む難読駅名。字のとおり、「奈良町」と呼ばれる奈良旧市街地の南端に位置する駅。 桜井線開業から奈良駅乗り入れまでの短い間始発駅であったので、線内の他の駅にくらべやや広い構内を有し、無人駅ながらも汽車時代の雰囲気をよく残している。 駅舎も屋根が高く、そして少し洋風の意匠も採り入れた、ローカル線らしからぬ立派なものである。鉄道ファンの間でもそれほど有名ではないが、穴場的な名駅舎と言える。 純和風の駅舎に比べれば、壁のピンク色もまだ違和感が少ないが、欲を言えば、もう少し渋い色か、またはこの駅のようにうす緑色だったら一層風格が増しただろう。そして、最近注目度が上昇中の奈良町を訪ねる拠点駅としてアピールすれば、観光にも活用できると思うのだが。 ※ 駅舎玄関付近のアップはこちら。 |
| 個人的おすすめ度・・・★★★ （この駅に訪れるために旅行する価値あり） 2008.4 撮影 |
