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| 中山峠（小港海岸の項参照）から東側を見た風景。 深い谷にごつごつした険しい山は小さい島とは思えない秘境らしさがあって私の大好きな場所の一つである。 谷間には熱帯系の植物をたくさん見かけるが、太平洋高気圧に覆われることの多い小笠原は雨が少なく乾燥した気候のため、山の斜面には低木がほとんどで、岩肌がむき出しになっている所もある。 実はこういう場所にも、戦前開拓の手が加えられて森林が伐採され、戦後も放置されたヤギの食害を受けて、本来の自然は少なくなっているとのことだ。開拓前の原始の島は、どんな風景だったのだろうか。 |
（2002.7撮影） |
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