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| チャオプラヤ川に沿って建つワット・プラケオ。バンコクに数ある寺院の中にあっても、旧王宮と同じ敷地内にあるこの寺は王室の守護寺院として最高の格式を誇り、本尊のヒスイでできた仏像は国王自らその衣装を取り替えるほど崇敬されている。境内は厳しく警備されているものの観光客にも開かれ、バンコク随一の名所となっている。 ここでは色彩豊な装飾をびっしりと施された堂宇や塔が軒を連ね、王室の財力と威信に触れることができる。 この堂の前にはヤックと呼ばれる鬼が２体並んで、寺院を守っている。日本の寺院にある仁王像と役割は同じだろうが、やはり派手な感じがするのがタイらしい。 （1998.11撮影） |
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| ワット・プラケオ境内には、豪華絢爛な建築物が所狭しと並んでいて、訪れる観光客は目移りする。 その中にあってひときわ目立つのが３基の壮大な仏塔である。これらはそれぞれスリランカ・タイ・クメールと全く違った３種類の様式で建てられ、この国の仏教文化の成り立ちを表しているようで非常に興味深い。 （1998.11撮影） |
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| ワット・プラケオの隣にあるワット・ポーも大規模で由緒ある寺院だ。やはり色鮮やかに飾り立てられているが、こちらはいくぶん庶民的で、親しみやすい感じがする。 この寺院を有名にしているのは、巨大な釈迦涅槃像だ。長さ46mを誇り、足だけで5mもある大仏は金色に輝いてとても見ごたえがある。 ちなみに涅槃像は本尊ではなく、本尊は本堂の中の立派な台上に鎮座した金色の仏像で、とても有難い感じのするものである。 いずれの仏像も撮影可能だが、堂内は暗くてうまく撮ることができなかった。 立派なのは仏像だけではなく、本堂はじめとする伽藍も、タイらしい急勾配がついた大屋根に三色の瓦が美しく、一見の価値がある。 （1998.11撮影） |
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