ジョグジャカルタ (Yogyakarta)

ジョグジャカルタ王宮
ジョグジャカルタには二つの王宮があり、旧市街の中心にある大きい方がスルタン兼州知事の住まいである。
広い王宮の内部のうち一部が公開されており、ジャワ文字や鳥の彫刻で飾られた玄関から入るときらびやかな舞台や儀式に使用する衣服等が見られる。
王宮の北側は広い芝生の広場で、イベントが開催されたり市民の憩いの場になっていつも賑わっている。

(2001.8 撮影)
南緯7度48.7分
東経110度04.9分

タマン・サリ
王宮の周りには、約1.5km四方に及ぶ城壁に囲まれた旧市街が広がっている。この中は古い家並みが残り、ゆっくりと時間が流れる落ち着いた空間である。
その一角にかつての離宮であった水の宮殿タマン・サリ(Taman Sari)はあり、今ではさびれてしまっているものの、昔スルタンが女たちの泳ぎを眺めて楽しんだという華やかな香りの痕跡が残っている。
また、ここから地下道を抜けて旧王宮に出られるようになっている。しかしこちらはムラピ火山の噴火で破壊されたとのことで、屋根は落ち、壁は崩れて廃虚同然の姿をさらしている。上に登れば旧市街を一望でき、最も歴史を感じられるおすすめスポットである。

(2001.8撮影)

インドネシア編トップへ   ジョグジャカルタのページへ