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昨日限りで思い出の我が家が立ち退きとなり、この土・日は父の引越し手伝いでてんやわんやだった。その疲れと自分が生まれた家がなくなってしまうというさびしさのせいで、ぼんやりした気分のまま出発。関空へ向かう「はるか」には同行のK氏も乗っていたそうだが、その時は気づかず空港で出会う。
今回の飛行機は最新鋭のB777で、日本人の中年団体が目立つが、幸運にも私の隣は空席でゆったりできる。
それにしてもさすがサービスのSQ、機内食は結構うまいし、エコノミーでも各シートに液晶モニター付き。映画も何種類か選べるし、ゲームまでできるので退屈しないうちに夕刻、シンガポール・チャンギ空港に着陸。
この空港はびっくりするほど広く、ゲートは無数にあるうえ、店舗も一般的な免税店のみならず本、カメラ、パソコンなど何でも揃っていてまるでショッピングセンターのよう。行き交う人々もあらゆる人種がいて、まさに世界のハブ空港である。我々は乗り継ぎに3時間ほどあるので食事をして時間をつぶし、20時前に次の飛行機へ搭乗。これも大阪便と同じB777だった。5時間弱の飛行で、日付が変わって1:10にパース空港に到着したのであった。
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