 |
| 宇城市（旧宇土郡不知火町） 明治28(1895)年１月28日開業 駅舎の向き ： 東南東（午前順光） 駅前広場 ： 立派な広場がある。ただし、駅舎が大きいので全景撮影のためには後ろへ下がる必要あり。 |
| 不知火で知られる八代海に沿って広がる平野にある駅。平成の大合併で宇城市となる前の所在地は八代郡不知火町、ただし駅名は少し東にある松橋町から付けられた。松橋は下益城郡の中心的な集落として古くから発展していたため、駅名に採用されたと思われる。新しい宇城市の市役所も松橋地区に置かれ、当駅は市の代表駅となった。 この駅の駅舎はずいぶん個性的なもので、屋根の頂上がずっと玄関側に寄った形式のため、正面は屋根の位置が非常に高く、実際以上に大きく見える。そして、あまり装飾がないため無骨な感じが強く、一見工場か倉庫のようである。 一方、反対のホーム側から改札口方向を見ると、それほど特徴のない普通の木造駅舎に見える。これも一種の看板建築と言えるのか、現存する駅舎ではなかなか見られない貴重な存在である。 ※ 駅舎玄関付近のアップはこちら |
| 個人的おすすめ度・・・★★★ （この駅に訪れるために旅行する価値あり） 2010.8 撮影 |
