肥前長野駅 （筑肥線）

伊万里市 昭和10(1935)年３月１日開業 駅舎の向き ： 西北西（夕方順光）

低い山に囲まれた田園地帯にポツンとたたずむ、典型的なローカル線の駅。この沿線には他にも同じような木造駅舎が続いていたのだが、近年急激に取り壊しが進んで、当駅だけが辛うじて残っている。 相当古くから無人だったので駅舎は荒れており、狭い待合室には粗大ゴミのようなボロボロのソファーが無造作に置かれているのもわびしさを倍増させている。また、旧事務室内は資材置き場として使われている。もしかすれば倉庫代わりに使われているおかげで、取り壊しを免れているのかも知れない。

個人的おすすめ度・・・★★★ 　（この駅に訪れるために旅行する値打ちあり） 　2005.7 撮影