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| 奈良県吉野郡吉野町 昭和３(1928)年３月25日開業 駅舎の向き ： 西南西 （午後順光） |
| 終点吉野の一つ手前の駅。吉野駅が吉野山の入口に設けられた観光用の駅なのに対し、当駅は製材工場等の立ち並ぶ市街地にある。そのために地味な存在の駅だが、大和棟といわれる民家を模した木造白壁の駅舎は見る価値十分である。 ただし階段や看板、植木などが邪魔になり、外からはその全貌がわかりにくいのがもったいない。 よく見ると屋根の端に鳥の形をした瓦が乗っており、戦前建築の粋を感じさせてくれる。 駅のすぐ北に吉野川が流れており、列車は上路式のトラス橋をゆっくりと渡っていく。この鉄橋は貨物列車が運転されていた頃から吉野線随一の撮影地であった。 |
| 個人的おすすめ度・・・★★ （この駅に訪れるために寄り道する価値あり） 2004.8 撮影 |
