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| 和歌山県日高郡印南町 昭和６(1931)年９月21開業 駅舎の向き ： 西 （夕方順光） 駅前広場 ： 駅の前だけ若干道幅が広がっているが、とても広場と言えるほどではない。 |
| 切目川の河口に位置する集落の駅。熊野九十九王子の一つ切目王子が近い。 駅舎は多分開業当時のものと思われるが、きれいに改装されていて、あまり古さを感じさせないのが惜しまれる。もっとも、この辺りの駅は軒並み太平洋からの潮風を浴び続け、しばしば台風の直撃にもあうため、モルタルなどできちんと防水しておかないと、長持ちしないのだろう。 その代わり、当駅から南部にかけては紀勢本線内でも特に風光明媚なところである。海岸段丘から紺碧の太平洋を眺めれば、古代より人々が熊野の地に対して抱いてきた憧れも、一層身近に感じることができる。 適当な駅で降りて、線路に並行する熊野古道を歩き、点在する王子社で一休みするのもいいものだ。 |
| 個人的おすすめ度・・・★★ （この駅に訪れるために寄り道する価値あり） 2007.10 撮影 |
