大間々駅 （わたらせ渓谷鉄道）

みどり市（旧山田郡大間々町） 明治44(1911)年４月15日開業 駅舎の向き ： 西（午後順光） 駅前広場 ： かなり広い広場があるが、観光シーズンは観光バスがたくさん停まることがある。

大間々は渡良瀬川が山地から関東平野に流れ出す地点に形成された谷口集落で、交通の要衝として街道沿いに細長い市街地が形成されている。 当駅はその東側にあり、国鉄足尾線時代から主要駅であった。そのため駅舎もローカル線にしては相当大きく堂々としたものである。 第三セクターわたらせ渓谷鉄道へ転換後も駅舎はそのまま利用され、広い構内も車庫として活用されるなど、同鉄道の中心駅として活躍している。 風光明媚な峡谷を楽しむトロッコ列車が当駅から発着し、シーズン中は大いに賑わう。今回の撮影時はちょうどその到着時間と重なってしまい、観光バスまで停まっていて苦労させられた。 駅舎左側には観光案内のための巨大スクリーンが設置され、非常に浮いた存在であるが、駅舎が建てかえられてしまうことを考えればこれくらいは我慢すべきことだろう。

個人的おすすめ度・・・★★ 　（この駅に訪れるために寄り道する価値あり） 　2005.5 撮影