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| 日光市（旧日光市） 明治23(1890)年８月１日開業 駅舎の向き ： 南南西（朝以外順光） 駅前広場 ： 整備が行き届いた広場がある。ただし駅舎が大きいので、全景撮影には苦労する。 |
| 徳川家康を祀る壮麗な東照宮、風光明媚な中禅寺湖や華厳の滝など、見どころ豊富な日光の玄関口。 木造駅舎は国際的観光地にふさわしい和洋折衷の気品あふれるもので、明治末年に建てられて以来多くの貴顕の利用を見てきた歴史を湛えている。 しかし、今では観光客のほとんどが浅草直通の特急電車が走る東武日光駅に流れてしまった。上野まで直通の優等列車が走っていたのも昔語り、線内普通列車のみの運行になって久しく、すっかり通勤、通学客主体の駅に変貌した。 日光の文化財が世界遺産に指定されてからＪＲ東日本は再び日光への観光輸送を始めたが、もはや日光線は見向きもされず、栗橋で東武へ乗り入れて東武の駅に入ってくるといった有様である。 東武やマイカーを利用する観光客にとっては、当駅の駅舎も観光施設のような扱いになっているようだが、いつまでも街のシンボルとして大切に保存してほしいものだ。 ※ 駅舎２階正面のアップはこちら。 |
| 個人的おすすめ度・・・★★★ （この駅に訪れるために旅行する値打ちあり） 2008.11 撮影 |
