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| 太田市（旧新田郡新田町） 明治43(1910)年３月27日開業 駅舎の向き ： 南南東（午前順光） 駅前広場 ： 一応ある。ただしあまり奥行きがないので、全景撮影には苦労する。 |
| 利根川の北、日光例幣使街道の宿場町の最寄駅。この一帯は新田義貞でおなじみの新田氏発祥の地で、新田氏の子孫を自称する徳川氏にも重要視された史跡が点在する歴史ある土地であった。 駅舎もそれにふさわしい重厚な木造で、ローカル駅としてはかなり規模の大きなものである。こういった駅舎はほんの20年ほど前までは全国至る所で見られたものだが、最近は改築や改装で急激に数を減らし、ここまで旧態を残している駅舎はきわめて珍しいものとなってしまった。 待合室の中も大きなテーブルや木製の長いベンチなど、懐かしい雰囲気が漂っている。 屋根が少し傾いているのがわかるように相当老朽化が進んでいるが、文化財のような素晴らしい駅舎をなんとか残してほしいものだ。 |
| 個人的おすすめ度・・・★★★ （この駅に訪れるために旅行する値打ちあり） 2007.2 撮影 |
