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| 津山市（旧久米郡久米町） 大正12(1923)年８月21日開業 駅舎の向き ： 南南西（夏の朝以外順光） 駅前広場 ： 小さいながらも、ロータリーになった本格的な広場あり。 |
| 津山盆地の西端にある駅。行き違い設備は相当昔に撤去され、線路一本のみの忘れられたような無人駅であるが、往時の賑わいを伝える屋根の高い木造駅舎が残っている。 この駅舎、窓こそアルミサッシに替えられているものの、壁がすべて板張りのままで、車寄せの柱や自然木を使った玄関の扁額など、全体的に木の優しさを感じられるとても良質なものである。南を向いた駅舎は、晴れた日には軒先が陽だまりとなって暖かく、いつまでもたたずんでいたくなってくる、そんな駅だ。 二駅西、美作追分の駅舎もよく似た板張りだったのだが、公共施設との合築駅舎に改築されてしまったので、いよいよ当駅には末永く活躍してほしい思いが強い。 ちなみに、地元の技師が自作して話題になった、等身大のZガンダムが置かれている道の駅に最も近い鉄道駅が当駅である。しかし近いといっても３km近く離れているため、列車での訪問客は皆無である。 ※ 駅舎玄関付近のアップはこちら おまけ：道の駅内のZガンダムはこちら（デジカメ写真） |
| 個人的おすすめ度・・・★★★ （この駅に訪れるために旅行する価値あり） 2007.11 撮影 |
