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| 下呂市（旧益田郡下呂町） 昭和４(1929)年４月14日開業 駅舎の向き ： 西南西（午後順光） 駅前広場 ： 駅前を通る道が少し広がって広場の代わりとなっている。狭い。 |
| 金山から下呂まで続く、中山七里と呼ばれる風光明媚な飛騨川の峡谷の中ほどにある駅。険しい峡谷という立地条件を反映し、駅のすぐ裏手までうっそうとした杉林が迫る一方、表側はすぐに急な傾斜で川に向かって落ち込んでいる。そのため当駅周辺にはわずかな人家しかなく、狭い道路が一本通っているのみで、列車の通行時以外はひっそりとしている。 駅舎は木造モルタル造りで、屋根のセメント瓦に古さが感じられる。そして妻側の壁には板張りが残っていて、開業当時の姿を偲ばせる。 また、床には点字ブロックは敷かれ、窓は新しいアルミサッシが付いているなど、内部は新しく改装されている。乗客の利便に配慮しつつ、古い外観を保つやり方は好感が持てる。 ※ 駅舎玄関部分のアップはこちら |
| 個人的おすすめ度・・・★★★ （この駅に訪れるために旅行する値打ちあり） 2012.10 撮影 |
