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| 岐阜県加茂郡富加町 大正12(1923)年10月５日開業 駅舎の向き ： 北北東（夏の早朝のみ順光） 駅前広場 ： 舗装された広い広場がある。 |
| 国鉄越美南線から転換した長良川鉄道の駅。起点美濃太田からほど近く、広々とした田園地帯のただ中にある。 今は長大なローカル線となった当線だが、福井（越前）・岐阜（美濃）両県を結ぶ幹線としての構想の下で建設されたため、開業時からある駅舎はどこも大きく、当駅の木造駅舎もレールバスに不釣合いなほど立派なものである。第三セクターとなってから駅舎が事務所に貸し出されているが、向かって右側に新たに増築されているものの、駅舎本体にはほとんど手が加えられていないのが好ましい。こげ茶色の板張りがそのままで、汽車の駅らしい重々しさがよく残っている。 ただし、ここは撮影には非常な困難を伴う駅である。建っている向きのせいで、夏至前後の早朝しか順光にならないのだが、ちょうどその時刻に左手前にある大木の影が駅舎にかかってしまい、駅舎に陽が当たっている時間がほとんどないのである。 |
| 個人的おすすめ度・・・★★ （この駅に訪れるために寄り道する価値あり） 2010.7 撮影 |
