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| 一宮市（旧一宮市） 明治19(1886)年５月１日開業 平成19(2007)年取り壊し |
| 同じ形の窓がずらっと並ぶ鉄筋コンクリート造りの直方体の箱。駅の重要度により広さや階数が異なっていたものの、昔の幹線の主要駅というのはだいたいどこも似たようなものであった。木造瓦屋根の駅舎に比べると旅情といった面では欠けるが、機能本位で、安全・円滑な輸送に黙々と励んでいる感じがよく現れていた。 そして高度成長期に建てられた駅舎も、年数を経るにつれてそれなりの風格がにじみ出るようになってきた。 しかし、最近ではそれらの駅舎すら、高架化などによりどんどん取り壊され、数を減らしつつある。当駅の駅舎は高架化後も長い間残っていたのだが、残念ながら解体されてしまった。 ※ 解体工事中の写真（デジカメ）はこちら 2007.5撮影 |
