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| 富山市（旧富山市） 大正10年4月25日開業 駅舎の向き ： 南西（午後順光） 駅前広場 ： 駅のすぐ脇を交通量の多い道路が通る。駅舎と道路の間は廃材置き場のようになっており、広場はない |
| 富山地鉄三角形の一辺を成す上滝線にある駅。立山・宇奈月観光ルートの一翼を担う本線に対し、随分地味な上滝線は利用者も少なく、地元色の強い路線だ。 当駅は道路沿いの一段高くなった所にあるが、見事なまでの荒れ方で、よくぞここまで放置してくれたと言わんばかりの素晴らしい駅舎である。瓦屋根や板壁も昔のまま、玄関はアルミサッシに替えられているものの、待合室の窓は木製で、庇を支える柱も風雪に耐えた重みを感じさせる。そして駅と道路の間に廃材が置かれているのがよけい荒れ具合を増強していると言える。 ここまで来れば建て替えはおろか、化粧直しもせず、全国一のオンボロ駅目指してボロいまま永久保存して欲しい。くれぐれも不良の溜まり場になってタバコの火で全焼、なんてことにならないように。 |
| 個人的おすすめ度・・・★★★ （この駅に訪れるために旅行する値打ちあり） 2006.3 撮影 |
