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| あわら市（旧坂井郡芦原町） 昭和３(1928)年12月20日開業 駅舎の向き ： 西（夕方順光） 駅前広場 ： なし。狭い道路に直接面している。 |
| 福井平野北部の坦々とした田園地帯の中にある駅。周囲に人家はあまり多くなく、列車の発着時以外は静かな駅である。 ここを通る三国芦原線はもと京福電鉄の所属であった。それが立て続けに事故を起こし、ATS整備等の対策を命じられたにもかかわらず、その費用を出せる目途がたたないという窮状に追いこまれた結果、第三セクターのえちぜん鉄道として再出発したのである。 それに合わせてイメージ一新というつもりか、当駅を含めいくつかの駅舎が真っ白に塗りつぶされてしまっている。京福時代はこげ茶色にくすんだ板そのままで、とてもいい味を出していただけにもったいない。駅舎を白くしたところで客が増えるわけでもあるまいに。 建物自体は天井がかなり高く、玄関の勾配のきつい庇と古レールの柱がなかなかモダンな感じである。 |
| 個人的おすすめ度・・・★★ （この駅に訪れるために寄り道する値打ちあり） 2006.9 撮影 |
