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| 神津島が最後に噴火したのは1100年以上前のことになるが、ここ畳ヶ鼻の海岸沿いには当時を思い起こさせる熔岩がごろごろしている。 この島の熔岩は流紋岩が主体で、各地の火山でよく見られる赤黒い玄武岩とは全く異なる白っぽさが特徴だ。適度に風化が進んで色々な形をした岩が見られ、いかにも人一人が寝るのにちょうどいい平らな岩には、「うたた寝の平石」と名付けられていて面白い。 また、ここは昔島内で採掘された岩を船に積みこむための軌道があった所で、今でもその痕跡が少し残っている。 |
（1995.7撮影） |
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